【レビュー】ニーモのヘキサライト エレメント6Pを推したい!その理由と一緒に使いたいアイテムも紹介

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今回はニーモのヘキサライトエレメント6Pを紹介します。

このテントは、僕が2019年に買った初めての大型テント(シェルター)です。
展開サイズや付属品など、特に見ることもしないで完全に衝動で購入し、後になって家でどういうテントなのかを確認していたのをよく覚えています。それだけ表紙の姿がカッコよかったんですね。

2022年6月現在でも堂々のスタメンです。買ってよかったと胸を張れるので、今回はその理由と、一緒に使いたいキャンプギアも紹介します。

買ってよかった理由

このテント、ニーモという山岳テントのブランドが製作しているのですが、「山岳系」と聞くとソロテントがまず浮かびますよね。
でも、この「ヘキサライト」シリーズからニーモというブランドを知った、という方も少なくありません。

その当時は「この機能、中身がこの価格で!?」と驚かれていたように思いますが、それは今でも変わりません。
毎年パターン(色)が変わった新作や新素材のヘキサライトが販売されていますが、形は完成しているんだと思います。

最も特筆すべきは以下が最高と思うところです。

  • 高機能ポールが2つ付属する!
  • ペグとガイロープの必要本数が少ないので設営が楽!
  • アレンジが多彩で飽きがこない!
  • ダブルファスナーなのが地味にいい!
  • ソロ〜ファミリーに幅広く使える!

2022年6月現在、ヘキサライトエレメント6Pは販売終了したようですが、ヘキサライト6Pシリーズはまだラインナップがありますので参考にしてみてください。

高機能ポールが2つ付属する!

ニーモが販売している「アジャスタブルタープポール」というものがあります。

ラインナップとして、S、M、Lと3種類のサイズがあるのですが、Lサイズ(203~251cm)が2つ付属します。
単品で購入すると約7000円なので、それが2つもついてくるだけで約1.5万円得しています。

そしてこのポール、付属だからと侮るなかれ。とっても優秀な製品なのです!

24mm径で大型タープにも使えるサイズで、高さを手軽に調節できて、ポールの先端を隠す使い方もできて非常に便利です。
重量も750gと、大きめのポールの中では軽量な方です。

ペグとガイロープの必要本数が少ないので設営が楽!

テントでよくあるティピー型と呼ばれるテントは、ペグ打ってポールを立てるだけなので設営が簡単です。
本製品はツーポール型なので、同様に設営が簡単です。1人でも余裕で設営できますし、力を必要とする場面がありません。

正確には、次のような手順で完成です。

  1. 4か所ペグ打ち
  2. 2本ポール立ち上げ
  3. 2か所ペグ打ち
  4. 必要に応じて2か所ガイロープ+α

見てわかるように、設営に必要なペグ、ガイロープの本数が少ないんですよね。これが本当に楽。

1人でも10分で設営できてしまいます。

アレンジが多彩で飽きがこない!

イワタニ・プリムスさんの紹介ページで、多数のアレンジパターンを紹介されています。

僕自身はあまりアレンジを楽しむ感じで使用していないので、大体スタンダードなシェルター型にします。
跳ね上げたスタイルも試したことありますが、この解放感は確かに最高でしたね!

アレンジをするには、その分ポールやガイロープの本数が増えますので、その点だけ注意。

気になるアレンジ紹介ページは こちら!

NEMO ヘキサライト™️ 6P│イワタニ・プリムス株式会社
ヘキサライト6Pは広い室内空間を持ったフロアレス構造の大型シェルターです。誰でも短時間で簡単に設営ができ、シンプルかつ考え抜かれたデザインにより様々なアレンジが可能です。

ダブルファスナーなのが地味にいい!

これについては特に冬キャンプで活躍する機能です。

通常、ファスナーに対しスライダーは1つなのですが、2つになると幕の開け方にアレンジが利きます。

冬の時期は幕内で薪ストーブを使うこともあるかと思います。ヘキサライトの場合、ダブルファスナーで上部を開ければ煙突を出すスペースが作れるので、薪ストーブをインストールすることが可能です。基本的には煙突穴があるテントでしかこういった使い方はできません。

なお、スカートはないので寒気対策は別で考案する必要があります。

ソロ〜ファミリーに幅広く使える!

ヘキサライトエレメント6Pは、展開サイズが約561×470×226cmと、ツーポールシェルターの中で他製品よりもコンパクトです。
そのため、ソロで使っても広すぎず快適に使用できますし、デュオもちょうどいいサイズです。

寝床として使えば最大6人まで入りますので、ファミリーでも十分使う機会がありそうです。

シェルターなので、テントとしてもタープとしても使うことができるので、自分の所持品とうまく使い分けることができます。

併せて使いたいキャンプ道具5選!

ここからは、ヘキサライトエレメント6Pと一緒にオススメしたいアイテムを紹介したいと思います。

フタマタノキワミ(フタマタノサソイ) /DOD

ポールを二股にすることで居住空間を広くすることができます。

特にカンガルースタイルを楽しみたい方は、普段ポールを立てる場所にテントを置きたい場面が多く、邪魔に感じることでしょう。

本製品のように二股ポール化してしまえば、ポールが占めていたスペースが空きますので、テントを置くことができるようになります。

2つあると、跳ね上げスタイルしたときにカッコよく仕上がります。

アジャスタブルタープポール /ニーモ

ヘキサライト6Pシリーズを購入すれば、Lサイズが2つ手に入りますので、アレンジしてみたいスタイルに合わせて買い足すのは十分選択肢に入ります。

まずオススメしたいのは、幕を外に引っ張って居住空間を広げるために、Sサイズの購入です。幕内の隅の方でチェアに座った時に感じる広さにかなりの差を感じます。

次に、跳ね上げスタイルをするのにLサイズが1〜2つ。1つ所持すれば跳ね上げが可能なので、ヘキサライト6Pを使うのが一層楽しくなります。

高さ調整が可能なポールは、今後多くの出番があると思いますので、買っておくのは損にならないと思います。

ワンタッチテント 3人用QC-OT210n /クイックキャンプ

簡単設営でいきたいので、インナーテントもワンタッチがいいですよね。これなら家でも使えそうなサイズでちょうど良さそうです。

夏場で使うならメッシュにできること、冬場で使うなら全閉できればいいと思います。

フライシート一体型なので、単体で使うには日差しが苦手かもしれませんが、ヘキサライトの中で使う分には十分使えるでしょう。

2WAY フォールディングコット/ WAQ

ヘキサライトエレメント6Pはスカートがありません。そのため、冬場に使うと足元の冷えがどうしても発生します。夏場でも、地面にマットを敷くよりも、地面から離れた方が涼しく過ごすことができます。

このコットは2つの高さに変えられるので、テントの中に入れるならローコット、インナーテントなしでそのまま使うならハイコットと、自身のスタイルに合わせて使うことができます。

デザインや色、張り感も数あるメーカーの中でも高評価が多く、実際に自分も所有している製品です。

ヘキサテーブル/キャプテンスタッグ

木製の組み立て式テーブルで、6つ合わせれば六角テーブルになります。収納袋も付いてきますが、重量はそれなりにあります。

テーブルの中に焚き火台を置いてみんなで囲んだり、ストーブを入れて暖を取ったり、ポールが刺さっている部分に入れてデッドスペースを無くしたり、使い勝手は良いです。

オプションのセンターテーブルを買えば、テーブルを余すことなく使い切ることができるのでこれもオススメ。

後書き

いかがでしたでしょうか。今回はニーモのヘキサライト エレメント6Pを紹介しました。
多彩なアレンジや、設営が簡単といった使い勝手の良さと、TC素材により日除け、難燃性能向上によって、個人的に欠点がほぼないと思っています。
デイキャンからグルキャン、ソロ〜ファミリーまで、幅広い層に愛される商品だなと感じています。

この記事を読んで少しでも参考になった方がいましたら、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
最後に、本当にオススメです!

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