こんにちは、こーやです。
去年の10月下旬、冬装備なしでふもとっぱらキャンプ場に挑みました。

寒いのは覚悟してるけどまだ10月。
寝袋もギリギリ対応できる性能だし、湯たんぽを購入したからなんとかなるかな!
当時の僕はこう考えていました。
夜は当然ですがかなり冷え込み、焚き火の前でブランケットにくるまって暖を取ります。
薪にも限りがあるわけで、終わり次第するにテントに戻り、暖かい湯たんぽを寝袋の中に入れて眠りました。
そして迎えた朝方の気温は4℃。日が昇るまでかなりの寒さで、芝には霜が降りていました。
どうりで寒いわけですね。冬のふもとっぱらを完全になめていました。

もうあのような寒い思いはしたくない…来年は装備を充実させて冬キャンプを快適に過ごしたい!
僕はそう思いました。
そして今年、ついに暖房器具を購入!
タイトルにもある通り「newアルパカストーブ」ですね。
真夏の時期になぜ?って方もいるかもしれませんが、早ければ早いに越したことはないよね、の精神です。
自分が欲しいときはみんなが欲しいとき。売り切れで買えませんから。
目次
アルパカストーブって?

アルパカストーブは韓国製のストーブです。
newと名がつく前は日本で販売しておらず、購入も個人輸入でした。
それでもコロナストーブやレインボーストーブなど、キャンプで使用する人気のストーブの第3の選択肢として考えられる商品でした。
大きなメリットは本体のコンパクトさや低価格、そして他に引けを取らない火力や燃費といったところだったでしょう。
2019年には日本規格として認証され、日本でも販売経路ができたことで以前よりもさらに手軽に入手できるようになりました。これが現行モデルのベースとなっています。
ストーブケースもセットで販売していたのもあり、より爆発的な人気となりました。
ネットショップでの予約も定期的に行っていましたが、同年11月には即完売してしまうほど。
これを逃すと次回入荷は4月…。シーズン中に買えなかった人も多いのではないでしょうか。
当時の僕は付属のストーブケースが赤色だったことが気になり、加えて噂に聞くいくつかの改善点もあったことから、アップグレード版が出るだろうと予想し見送っていました。
そして今年になり予想は的中。大幅な改良を経て新色オリーブドラブ色も登場、ケースも黒で申し分なし!買わない理由がありませんでした。
個人的お気に入りポイントを紹介!

ここからは、開封した写真を見ていきたいと思います。
まずはこの色!マットな艶感で大人な雰囲気のある仕上がりです。
ちなみに黒色は光沢があって高級感があるのだとか。
全体的に丸みを帯びたデザインで安定感があります。

ちなみにケースはこんなかんじ。
ストーブがピッタリ収まっており、正面には「Alpaca」のロゴが。レザーで可愛いですね!
両サイドに小物を収納できるポケットがあります。
僕が今回のアップデートでいいと感じた点は以下のとおりです。
JHIA規格取得で屋内で使用可能!もっと安全になったところ

以前までは日本の規格を取得していなかったため屋外専用でしたが、このnew版発売とともこれを取得。
以前までは屋外専用でしたが、日本の厳しい審査をクリアして、室内でも安全に使用できるようになりました。
液漏れ問題が改善されたところ

従来品は給油口のパッキンの品質が悪く、液漏れが頻発したというレビューが目立ちました。
本製品ではこれを改善。しっかりしたものに置き換わっています。
とはいえ給油した状態で車に積むのは控えたほうがいいと思います。ジェリ缶やポリタンクなどに入れて持っていきましょう。
車内でのニオイ漏れも防げそうですが、必ず液漏れやニオイ漏れしないわけではないと思います。大きなビニール袋に包んでケースに入れて持っていくくらいの気遣いは必要です。
僕は本品を買った時の包装ビニール袋を使おうと思うことにしました。
反射板でさらにあったかい!

ストーブには反射型と対流型があり、家庭で多く見られるのは壁につけて設置できる反射型。
予め背面には反射板がついていて、前方向を温める性能が高いです。
一方、キャンプで多く使われるのは全体を温めることができる対流型。アルパカストーブはこの対流型になります。
対流型は全体に暖気を幅広く送ることができるのが強みですが、この反射板がつくことで地面に逃げる熱を上に反射してくれます。
これによって、室内はより暖かくなること間違いなしです。
定期的にECサイトで予約を受け付けていたこと

アルパカストーブを検討しているとき、僕の中で比較対象にあったのは「フジカハイペット」でした。
対流型石油ストーブと言えばフジカ。そんな言われ方もされるくらいの定番ぶりに、電話予約のみの販売方法であるにもかかわらずかなりの人気を見せている商品です。
しかし、①電話でしか予約を行っていないこと、②購入方法が代引きのみであること、③いつ手に入るか確実ではないことが僕を迷わせていました。
一方、アルパカストーブは公式サイトをはじめAmazon、Yahoo!ショッピングで予約を行い、今年から多くのセレクトショップでも取り扱いを開始し、入手のしやすさが以前よりも上がりました。
入手先が複数あるので手に入れやすく、アップデートにより性能が全体的に向上したアルパカストーブなら、フジカより多少性能が劣ったとしても満足のいく買い物になるだろうと判断しました。
「パセコ(PASECO)」のストーブと比べるとどう?

アルパカと同じく韓国メーカーの「パセコ」が新たに参入してきましたね。非常に低価格で、アルパカ以上にコンパクトになる製品もあるため、どっちにしようか悩む方も多いのではないでしょうか。
正直今年になるまで知らないメーカーでしたが、韓国ではヘリノックスとコラボしたこともあるくらい有名なメーカーなんですね。
同じくらいのサイズの製品「WKH-3100G」と比較してわかることは、①JHIA認証製品ではないので屋外専用、②タンク容量が大きく持続時間がかなり長い、③火力は同じ、④価格はアルパカの約半額、⑤ケースは別売といった感じです。
キャンプ用でコスパを重視するならパセコは十分選択肢に入ると思います。
僕は屋内でも使用するため、安全面も考慮してアルパカに決めました。
冬本番までに一緒に買っておきたい関連商品6選!

本体だけでも十分な性能だと思いますが、冬キャンプをもっと便利にする製品でストーブの性能を効果的に引き出しましょう。
冬には冬にしかない過ごし方があります。いろいろ見ていきましょう。
ヒューナーズドルフ 燃料タンク Fuel Can Pro 5L
newアルパカストーブの容量は3.7L、燃焼時間は約10時間です。1泊2日のキャンプをするなら、この製品で十分。
色もストーブと同色ですし親和性があります。ノズルも付属しているので、給油する際も便利に使えそうです。
本製品は傾けるとキャップから液漏れを起こすようです。パッキンを付けることで液漏れ防ぎましょう。
ノズルがアルパカストーブよりも大きいため、そのままだと入りません。漏斗やホースニップルを使って注ぎ口を小さくすれば安心です。
Signstek ストーブファン
ストーブの上にポンと置くだけで自然と回転し、前方向に暖かい風を送ってくれます。
熱をエネルギーに変換する仕組みなので、電池を必要としないんですね!
そのままでも十分暖かいと思いますが、自分たちがいる方向をより暖かくすることができます。
ネイチャートーンズ ストーブガード サイズL
子供連れのキャンプでは火傷に気を付けたいところ。コンパクトに折りたためて、上部に小物を置くこともできます。
公式では受注生産品になっており、2ヶ月ほどかかるとのことでしたので、ご検討の方はお早めにどうぞ。
本製品はサイズが4種類あり、アルパカストーブはLサイズを購入すればOK。
最近ではモスグリーン色も販売されているとか!楽天で発見しました!
追加オプション品でサイドテーブルもあります!3つまで連結できて一気に機能的に!!
こちらもLサイズを選べばいいです。
キャプテンスタッグ 七輪用五徳
こちらの商品がストーブの天面にぴったりなんだそうです。ケースに入るといいのですが…。
お篭りスタイルで鍋料理や、ダッチオーブン料理に活躍しそうです。
冬になると人気になり品切れになることが予想されますので、今のうちに購入しておくと良いかもしれません。
丸型すのこ
ストーブを地面に直で置くのは気が引けますよね。結露しても面倒ですし。
すのこの上に置くことで解決できると思います。
ストーブ本体の直径が35cmなので、同等サイズの丸型すのこがあればケースにも収納できて便利そう!
どこでも手に入るので手軽でいいですね。ホームセンターにもあると思います。
一酸化炭素チェッカー
屋内使用可能とはいえ、一酸化炭素中毒にならないわけではないです。道具を使用して必ず避けなければなりません。
テント内で使用する際は、就寝時は必ず消す、適度な換気を心がけましょう。
一酸化炭素の濃度を計測し、アラームで知らせてくれるこのアイテムがオススメ。
かなり大きい音が鳴りますので、注意して使用しましょうね。
この冬活躍すること間違いなし!
7月に手に入れたのであと半年程度寝かせることになりますが、手元にあるというのは確実に安心感があります。
2021年にアップグレードしたnewアルパカストーブ、反射板が付き、給油口の改善もあって個人的には不満点が今のところありません。
もちろん使ってみてわかることがあると思いますので、使った時にしっかりレビューしようと思います。
安全対策をしっかりして挑戦したいと思います!
皆様も良い冬キャンライフを!